総務と人事部は無能の集まりって本当?仕事一覧と評価が分かれる決定的な理由とは

総務のイメージを教えてください。

  • いつも定時出社、定時帰り
  • 暇そう
  • ずっと社内にいて涼しそう
  • 普段何してるかわからない
  • 無能の集まり
  • 誰でもできる
  • 若い女の子がいて羨ましい

総務に対して、このようなイメージを持っている人は少なくないでしょう。

実際にインターネット上では、総務に対する様々な書き込みがされています。

総務と人事の中でも半分は仕事できない人多いなって。
事務は完璧にこなしてこそ当たり前の仕事です。
管理部門ってそういうものですけど、その意味を理解してない管理部門の方多いですよねぇ。

分からない、知らない、担当じゃない。この言葉を言われただけで正直、こんな総務人事要らないんじゃないの?って思いますよ。

総務部には、本来の目的とは別に資料室などとよく分からない部署があって、他の部門で不祥事などを起こした人間を預かる別室があります。短い人は短期で退職し、長い人では定年まで過ごす人もいます。仕事は、ほとんどなにもありません。

結論から言いますと、半分以上、正解です。

総務と人事部の仕事のやりがいについて、転職サイトなどで次のようなことが書いてあるのを見たことがありませんか?

  • 総務は縁の下の力持ち。サポートする喜びを実感できる。
  • 幅広い業務を経験してスキルアップできる。
  • 会社全体の組織と関わることができてコミュニケーション能力も向上する。
  • 交渉力やあらゆる分野での対応スキルが身につく。

これらは誰かが考えた昔ながらのテンプレで、どうでも良い情報です。

はっきり言います。
総務人事の仕事にやりがいなんてありません。

業績に追われることなく、気楽に働いて、毎日定時に帰宅するできること。

総務人事で働くメリットは、コレ以上でも以下でもありません。

仕事で成果をあげて、社内で肩で風を切って歩きたい人は、総務で働くのはヤメてください。

プライベートの充実に重きを置き、
適当に仕事して、ある程度の給料を貰えれば良い、
社内でのコミュニケーションなんて業務上の最低限で十分だ。
そんな方は是非、総務人事として働くことを目指してください。

そして、これが最も重要なことになるのですが、

総務や人事部で働いていても、総務、人事という狭い範囲でしか使えないスキルしか身につきません。

将来、営業や商品開発、経営企画として活躍していきたいと思っている人は、早い段階で見切りをつけて転職することをおすすめします。

総務と人事部が無能の集まりと表現されるのは、それら以外の業務に対する知識と理解がないことから、他部署の人間からみた本質なのでしょう。

目次

総務の仕事内容一覧

無能の集まりと言えど、総務にも業務があり、それは意外にも多岐にわたります。

会社によって、総務、人事、経理、法務など管理部門としてそれぞれ独立しているところもあれば、

管理部門=総務部として一括りにしているような会社もあります。

もしあなたが総務としての転職を考えているのなら、後者の会社には気をつけたほうがよいです。

少ない人数で大量の業務を担っているケースが多いので、あきらかに多忙であり、人事や法務、経理となると専門的で法律に関わる知識が必要となりますので、業務量や責任感につぶされてしまうかもしれません。

総務課として独立している会社があれば、迷わずリサーチしましょう。

ここでは、人事、法務、経理を除いた、総務としての業務内容をお伝えします。

総務の業務内容一覧
  • ファシリティ管理
  • 資産管理
  • 文書管理
  • 決算対応
  • 日常雑務
  • 社内イベント運営
  • 株主総会運営
  • 役員対応
  • 適時開示対応

総務が担うファシリティ管理とは

ファシリティとは、簡潔に言うと「社内設備」のことです。

ファシリティ管理の業務一覧
  • 組織変更や設備更新に伴うレイアウト変更
  • 設備の導入や改修の工事手配
  • 固定電話設備の設計
  • 複合機・プリンターの運用管理
  • ビル管理会社との契約交渉
  • 会議システムの運用管理
  • インターネット等社内インフラ管理
  • 社内セキュリティ管理

オフィス移転や退去においては、総務が中心となってプロジェクトを進めていくことになります。

デザイン会社や工事会社と緻密な打ち合わせを重ねるだけでなく、社内からの要望をヒアリングしたり、役員に対して予算やスケジュールの進捗を細かく報告しなくてはいけないので、非常に大変な業務です。

資産管理も総務の大切な仕事

主に固定資産管理の業務を担うことになりますが、付随して備品や消耗品の管理をしている会社もあります。

資産管理の業務一覧
  • 固定資産台帳管理
  • 購入・除却申請
  • 資産の棚卸し
  • 通信端末管理
  • 車両管理
  • 備品管理

ノートPCやスマートフォンを全社員に貸与している会社だと、その管理がとても大変です。

セキュリティに気を使うのはもちろんのこと、紛失や故障、使い方などの問い合わせが社内からひっきりなしにくる可能性があります。

法律や規程に沿った文書管理をしよう

稟議書や各種申請書、規程類の管理をおこないます。

文書管理の業務一覧
  • 稟議書・申請書の回覧と保管
  • 規程の作成と改定

毎日莫大な量の申請書が届きますので、場合によっては会社印や代表者印の押印作業をすることがあります。

規定の改定には、役員会議での決議が必要なため、相応の準備が必要です。

四半期ごとの決算対応が必要

四半期ごとに決算短信や有価証券報告書(四半期報告書)を作成します。

決算対応の業務一覧
  • 決算短信の作成と開示作業
  • 有価証券報告書の作成と金融庁への提出

経理が主体となりますが、総務としてリサーチして記入スべき事項があります。法改正によって書き方が大きく変わることがあるので注意が必要です。

総務の仕事は雑用が多い?

総務=なんでも屋といわれる所以です。会社の職務として定義されていないこと雑務などは全て総務が請け負います。

日常雑務の業務一覧
  • 受電対応
  • 来客対応
  • 荷物受け取り
  • 郵便物仕分け
  • 備品・消耗品管理
  • 名刺管理
  • お中元・お歳暮・御礼状・年賀状
  • カレンダー作成
  • 慶弔対応
  • 福利厚生対応
  • 災害時の安否確認
  • ビルへの作業届提出

各部署から様々な依頼が飛び込んできます。マルチタスクをこなしながら、突発的な依頼に対応できるフットワークの軽さがないと務まりません。

社内イベントで社員の交流を深めよう

全社規模でのイベントは総務が企画運営します。

社内イベント運営の業務一覧
  • 社員集会(入社式)の進行作成および司会
  • 初出式や納会のケータリング準備

登壇する役員の原稿チェックや資料作りをおこないます。また、会場の手配から当日のタイムスケジュールまでこなさないとなりません。

株主総会運営こそ総務の腕の見せどころ

会社法により年一回の株主総会が義務付けられています。

株主を集めて、報告や決議をおこないます。

会社にとって最も厄介な株主対応のメインイベントとなりますので、準備は大変です。

事あるごとに法律が絡んでくるので、ある程度の専門的な知識が必要です。

株主総会運営の業務一覧
  • 招集通知の作成
  • 決議通知の作成
  • 臨時報告書の作成・提出
  • 会場選定
  • 議長シナリオ作成
  • 想定問答対応

その他やらないといけないことが山積みです。

株主総会の運営は総務にとって、最もハードかつ重大な業務となります。

役員対応で自分をアピールしよう

社外を含む取締役や監査役への連絡係を総務が担当します。

また、社長や会長の秘書業務について総務でおこなう会社もあります。

取締役会の準備片付けはもちろん、年末年始には忘年会などのセッティングをしたりと、面倒だけど手を抜けない嫌な仕事です。

役員対応の業務一覧
  • 取締役会準備
  • 監査役会準備
  • 役員のスケジュール管理
  • VIP来客対応
  • 役員変更時の登記

総務は会社役員とのコミュニケーションが多く、自分をうまくアピールすることができれば、出世や昇進のチャンスかも・・・?

年間スケジュールから見る総務の仕事内容

意外と多い総務の仕事ですが、年間スケジュールはどのようになっているのでしょうか?

毎日の業務、時期が決まっているイベント対応、単発のプロジェクト、この3つによってスケジュールが決まります。

4月・新組織の稼働開始
・アスクル、名刺発注サイトのアカウント更新
・新入社員の貸与品手配
・入社式
・(上期)社員集会
・株主名簿確定
5月・決算短信(通期)
・株主総会準備
・決算取締役会
6月・株主総会
・コーポレート・ガバナンス報告書
・役員変更登記
・有価証券報告書
7月・決算短信(第1四半期)
・第1四半期報告書
8月・夏期休暇の準備、実施と管理
9月
10月・(下期)社員集会
・決算短信(第2四半期)
・第2四半期報告書
・カレンダー、年賀状対応
・株主名簿確定
11月
12月・資産棚卸し
・大掃除
・年末年始休暇の準備、実施と管理
・納会
1月・初出式
・新年会
・年賀状仕分け
・決算短信(第3四半期)
・第3四半期報告書
2月・職務分掌規程見直し
・次年度予算作成
3月・新組織名刺作成
総務の年間スケジュール

年間スケジュールを見ると、大した業務量ではないですよね?

6月の株主総会がヘビーウェイトですが、それ以外は難しい業務ではありません。

このスケジュールの業務内容に加えて、日々の雑務をこなしつつ、オフィス移転や設備更新工事、社内で起こるさまざまなトラブルシュートを行っていくことが、一般的な総務の仕事内容です。

総務として10年間、特に大変だった仕事内容とは

前職から転職してからの10年間、総務の仕事は全くの未経験で、初めは右も左もわからない、使い物にならなかった私が、課長になるまでに経験してきたことの中から、特に大変だったと思う仕事内容をお伝えします。

全社員へのiphone貸与と機種変更

私の会社では、全社員に一斉にiphoneを貸与しました。

機種は確か、iphone4s・・・。

その日から200台近い端末の管理が始まったわけですが、当時は機種選定から価格交渉、キッティングからマニュアル作成、さらには規程の作成まで、PDCAをぶん回して導入に至りました。

スマホのリテラシーが低い人に対するレクチャーを繰り返すこと早10年。

これまでに何度200台の機種変更を実施したことか・・・。

そのたびにマニュアルを作り直しては、管理ソフト(MDM)をインストールを繰り返し、何台の初期設定と問題解決をしてきたことか・・・。

おかげで私のiphoneに対する知識はApple storeで働く人を確実に凌駕しています。

在宅勤務が流行し、今となってはスマホなしに仕事することは考えにくい世の中になりました。

そんなニュースタンダードな環境を社員に提供することも総務の仕事内容の一環です。

複合機の一斉入れ替え

会社になくてはならない複合機ですが、耐用年数を超えたからといって、新しくするのは意外と大変な業務です。

買えば200万を超える機械なので、それなりの社内稟議を通さなくてはなりません。

複合機にかかる費用は、「機械の購入代+ランニングコスト(印刷代)+保守費用」であり、

会社が計上するコストとして、決して小さい金額ではありません。

そこで一般的に使われる手法が、機器の新規購入を条件に印刷単価を下げる交渉をメーカーとすることです。

私は、8台の複合機買い替えを同時に行い、印刷単価を大幅に削減することで、長期的に見て会社の利益になることをポジティブにアピールすることで稟議を通し、無事に成し遂げることができました。

メーカーの営業と心理戦を繰り広げ、複合機のネットワークを改め、全ての設置工事に立会いました。

8台同時は、やりすぎです。

今でもやらなければ良かったと思うほど、色々と大変でした。

オフィス移転とオフィス統廃合

これまでに、オフィス移転を1回、オフィス統合を1回、オフィスの拡大と縮小を1回、すべてプロジェクトの中心メンバーとして経験してきました。

※中心メンバーとなったのは、総務の人員が少ないので必然的にそうなっただけです・・・。

基本は建築・設計会社にPM(プロジェクトマネージャー)を任せるのですが、会社とPMの仲介のような役割となり、細かいスケジュールを設定して、頭と体をフルに使って、社内全体をうまくコントロールしようと必死に頑張りました。

新しいオフィスをデザインすることは、とても有意義でやりがいのある仕事内容だと感じる人も多いはずです。

私はもうやりたくないですが・・・。

株主総会の運営

私は未経験から、特に引き継ぎのないままこの業務の担当に抜擢されました。

社内と社外の人たちに「自分は何もわからないから、すべてイチから教えてくれ。」そう言って何度も頭を下げて、ひとつずつ課題をクリアしていくことで、なんとか運営をしてきました。

会場が変わるたびに、社長が変わるたびに、法律が変わるたびに運営方法を変えなくてはいけないので、なかなかマニュアルとして定着しないこの業務も、今年で7年目。

ある程度余裕をもって対応できるようになりましたが、法定書類の作成でたくさんミスをしてしまい、いつも反省と後悔が残ります。

最も責任を追求されるこの業務をとおして、総務として大きく成長できた気がします。

貴重な若手時代を有効に使って勝ち組になるべし

誰でもできる雑用から、ある程度経験と知識が必要な業務まで、総務の仕事内容は多岐にわたることが理解していただけましたか?

大変な時期があるものの、全くやることがない期間があるのが総務の仕事です。

冒頭で、やりがいなんて無いと言いましたが、誰に感謝されるでもない、会社法で定められた縛りを問題がおこらないように正確にこなしていくことが総務の本質です。

もしも、総務に配属されて疑問に思っている人は、自分に合っている職種とは何かを、今一度考えてみてください。

自分の適性を客観的に解析したければ、手助けしてくれるサービスもあります。

もっと面白い仕事を探したければ、転職をサポートしてくれる会社もあります。

いくらでも成長できる貴重な若手時代を、総務の雑用で無駄にしてしまうのか、自分を信じて新しい道をチャレンジするのかはあなた次第です。

総務を辞める前に考えるべきポイント

総務の仕事、辞めたいですか?

辞めたいのは総務の仕事ですか?

それとも、会社を辞めたいですか?

雑用ばかりでつまらない、人間関係が嫌、やりがいがない、そんなところでしょうか?

たしかに私にも、バリバリ営業や企画開発などの輝かしい仕事をしている友人たちに対して、総務で地味な仕事をしていることを惨めに思うような時期がありました。

しかし、仕事というのは長い人生の大半を埋め尽くし、莫大な時間を費やすもの。

一般サラリーマンの輝かしい瞬間なんてものは、ほんの一瞬のことでしかありません。

総務を辞めたいと思っているあなたは、自分はもっとできる人間だと信じて疑わない、きっと真面目な人なのでしょう。

そして、勝ち組ではない、普通の総務として毎日をただ浪費しているのでしょう。

辞めたいのは、総務の仕事ですか?

それとも、今の会社ですか?

総務という勝ち組になるために、簡単に総務を辞めてしまうのは、もったいないです。

転職サイトにおいて、総務は意外にも人気職なのです。

総務で勝ち組になるためにはどんな会社を選べばよいのか、簡単な見極め方をお伝えしますので、今の会社と比べてみてください。

あまりにかけ離れているようなら、今のままでは、あなたは勝ち組にはなれません。

総務を辞めたい理由ランキング

なぜ総務を辞めたい人が少なくないのか。

まずはその理由を考えてみましょう。

  1. 雑務が多いのに人が少なくて残業ばかり
  2. 単調な仕事ばかりで面白くない
  3. 給料が低い
  4. 人間関係がうまくいかない
  5. 専門性がなくてスキルアップできない
  6. 頑張っても評価されない
  7. 理不尽なことが多い

あなたが辞めたい理由はありましたか?

雑務が多く、人が少ない

コピー機の修理、お茶出し、消耗品の補充、荷物の受け取り、受電対応などなど、1日を通して大量の雑務をこなさなくてはいけない総務の仕事。

お昼を食べる時間がないなんて日も珍しくありません。

にも関わらず、総務の人員は多くて2~3人という会社が一般的です。

総務は売上をあげることができないので、その人件費は単なる費用として計上されがちです。

費用は少なくすることが会社として正しい姿なので、総務の人員が少ないのは仕方のないことなのです。

単調な仕事の繰り返し

毎日同じことの繰り返しで、日に日に心がすり減ってしまい、いつの間にか辞めたいと思っているパターンも珍しくありません。

特に若い人に多く見られる傾向で、誰に感謝されるでもない、雑務の繰り返しにより自分の存在意義がわからなくなってしまうようです。

給料が安い

総務にはインセンティブがありません。

評価されることも難しため、昇給も望めません。

総務の平均年収は、350万~400万円と言われています。

贅沢な暮らしがしたい人にとっては物足りない金額といわざるを得ません。

人間関係がうまくいかない

20代~30代の人が総務に配属されたが、周りは全員50代以上のベテラン社員しかいない、なんていうのはよく聞く話です。

役員の年齢が高ければ、事務局である総務の年齢層も自然と高くなるものなのです。

話も合わなければ、気を使ってばかりの毎日になりがちです。

辞めたい理由が存在しない会社を探そう

総務の仕事内容や環境は、会社によって大きく異なります。

まずは、今の辞めたい理由を明確にして、それが存在しない会社がどういう会社なのかを考え、探してみましょう。

例えば、雑務が多いのに人が少なくて大変だから辞めたい。と考えているのなら、総務の人員が最低でも3人以上いる会社なら安心かもしれません。

雑務についても、電話代行サービスを利用しているなら受電対応は必要ないですし、ペーパーレス化の進んでいる会社なら、コピー機に張り付いて印刷する時間も必要ありません。

雑務や単調な業務はシステムを利用すれば必ず自動化できるものです。

それを実践している会社でなら、雑務に追われること無く、生産性の高い業務に集中して仕事ができるでしょう。

給料については、いきなり大幅に上がるということは難しいので、管理職がいくらもらっているのかをリサーチすることが大切です。

課長職以上になると給与体系が変わる会社が多いので、もしも転職する場合には、管理職になった時の給料がいくらなのかに注目してください。

あとは、無能の集まりなどと陰口を叩く人のいない会社が良いでしょう。

総務で勝ち組になれる会社の絶対条件

それでは、どんな会社の総務が勝ち組になれるのか、その条件をいくつかご紹介します。

すべてに当てはまる会社は多くないと思いますが、良い環境で総務として働きたいのであれば、とても大切なポイントとなりますので、チェックしてみてください。

服装が自由

総務が毎日スーツを着る必要は、絶対にありません。

それがわからず、古い習慣だけでスーツを強制するような会社は自由度が極めて低く、快適な職場環境をつくることはできません。

勤怠や勤務状況も細かくチェックされる可能性が高いので、デフォルトがスーツの会社は避けましょう。

総務、人事、経理の部署が分かれている

人事と経理は専門性が高く、時期によって多忙となりやすいです。

それぞれに専門家がいて、別々の部署で稼働していればよいのですが、「管理部」としてすべての業務をやらなければならない状況になっている人も多いのではないでしょうか?

同じ部署でも担当が分かれていて、総務の仕事だけやればよいというのが、勝ち組になる条件です。

フリーデスクを採用している

フリーデスクを採用し、カフェエリアなど働く場所を自由に選べるオフィスレイアウトの会社を選びましょう。

これによって総務としての雑務は大幅に少なくなります。

フリーデスクのシステムは、現場の社員一人ひとりがきちんとルールを守ることで成り立っているので、例えば荷物がなくなったなどは自己責任として処理できるのです。

組織変更による面倒な席替えやレイアウト変更もなく、キレイで整理されたオフィスの管理をすることは、ひとつも苦ではありません。

在宅勤務を推奨している

最も重要視するポイントです。

これによって勝ち組になれるかどうかの8割が決まります。

社員のほとんどが在宅勤務なら、総務は会社に行く必要はなく、雑務はゼロに近くなります。

fondeskなどの電話代行サービスを利用したり、全社員にノートPCが貸与されていたりと、ハードルが高いかもしれませんが、2022年現在、在宅勤務がメインという会社は決して珍しくない時代になりました。

総務の仕事は、会社での雑務に変わる業務を考え、実践していく、戦略的総務としての働き方を確立しないといけない段階です。

スマホとノートPCで仕事ができて、レスポンスさえ早ければ家で何をしていても文句を言われない。

そんな理想的な会社がきっとあるはずです。(私の会社が実際にそうなので。)

勤務時間はフレックス制度

在宅勤務と同じくらい重要なポイントです。

働く時間を自由に決められるフレックス制度がなければ、時間に拘束されて完全な勝ち組としての働き方をすることはできません。

在宅勤務で通勤時間ゼロ。フレックス制度で出勤時間はお昼前。

そんな余裕をもった毎日を過ごせれば、たとえ難しい業務を振られたとしても、ストレスフリーで精神的にとても楽になれますよ。

まとめ

総務を辞めたいと思ったら、まずは求人サイトを覗くだけ覗いてみると、いろいろな会社の総務の環境を知ることができて、息抜きにもなるし、憧れも生まれるかもしれません。

もし総務を辞めたいのではなくて、本心は、今の会社を辞めたいという気持ちならば、勝ち組になれる条件の揃った会社を訪問してみてはいかがでしょうか?

実際、仕事1割、プライベート9割の毎日で、月給30万円以上の給料をもらう小さな勝ち組の人がたくさんいます。

ぜひ、辞めたいと思えたことを前向きに捉えてみてください。

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