岩井俊二監督の映画「キリエのうた」の主人公にBiSHのアイナ・ジ・エンドが主演として抜擢されたことが大きな話題となっています。
キリエのうたとは、どんな内容の映画なのか、
アイナ・ジ・エンドとは、どんな人物なのか、
気になると思ったので、調べておきました。
キリエのうたってどんな話?
タイトル:キリエのうた
原作・脚本・監督:岩井俊二
企画・プロデュース:紀伊宗之
出演者:アイナ・ジ・エンド、松村北斗、黒木華 、広瀬すず
公開日:2023年10月13日(金)
制作:ロックウェルアイズ
配給:東映
キリエのうたについては、岩井俊二監督の最新作で、主演がアイナ・ジ・エンドだということくらいしか詳細が発表されていませんが、2023年4月20日現在において、ティザービジュアルとなるポスターと、特報がyoutubeに公開されています。

口元を注視させるこのポスターや、主人公は路上のミュージシャンで、劇中歌をアイナ・ジ・エンドが自ら作詞作曲し、その歌声を披露していると情報があるので、作品の内容としては、「音楽」「歌」「若者」「人間関係」といったワードが連想され、岩井監督ならではの、少し物悲しく、美しい人間の感情が表現されていくのではないでしょうか。
世界はどこにもないよ・・・。
だけど、今ここを歩くんだ。
希望とか見当たらない。だけど、あなたがここにいるから。
「キリエのうた」
この動画では、出演者による朗読と、作中映像のような写真のカットが複数公開されています。
朗読の内容と写真から、物語の内容を予測してみました。
物語のあらすじ予想①
先程の動画から推測できる物語のあらすじ、ひとつめの予想は、
松村北斗、黒木華 、広瀬すずの3人が演じる、人には言えない不安や悩みを抱える若者たちが、アイナ・ジ・エンド演じる主人公キリエが路上で歌う姿に何かを感じ、心を動かされていくストーリーです。(あくまでも予想)
最後の、「だけど、あなたがいるから。」というセリフから、
生きることに疲れている3人が、いつも同じ場所で、変わらない姿で歌い続けるキリエに「希望」を見出して前に進もうとする姿が目に浮かびます。
松村北斗さんが演じるのは、大学生でしょうか。席でうなだれている画像から、いじめられているのか、まるで生気を感じない絶望感が伺えます。
高校生ならいじめられている可能性が高くなりますが、私服なので、友達のいない、いつも独りの大学生と考えられます。
黒木華さんは、手すりに寄りかかって遠くを見つめる画像がありました。会社員っぽい服装をしていますね。
会社にいって、目標もなく、ただただ、つまらない仕事を続ける毎日に、自分の人生を見失ってしまったような設定なのではないでしょうか。
最後に、ピンクのおかっぱヘアーと大きなメガネが印象的な広瀬すずさん。
奥にはたくさんの洋服がかけられていて、ファッション系の学生かアパレル関係の仕事をしている人物のようです。
一見、周りからは華やかで、人間関係も広く、充実した生活をしているように見えますが、本当は深い闇を抱えている、悲しい役柄なのかもしれません。
そんな一癖も二癖もありそうな登場人物たちが、フォークギター一本で路上で歌うアイナ・ジ・エンドの姿に何かを感じ、問題を解決していくという、それぞれが出会うこと無く、それぞれの物語を完結していくというストーリーはいかがでしょうか?
3人に直接的なつながりはないものの、アイナ・ジ・エンドの歌と音楽を中心に若者たちの生きる意味を訴えかける内容です。
しかしながら、「キリルのうた」の主人公はあくまでもアイナ・ジ・エンド。
実は、アイナ・ジ・エンド演じる主人公が最も悲しい悩みや不安を抱えていることが、最後に明かされていくのかもしれませんね。
物語のあらすじ予想②
予想①では、それぞれに直接的な関係性はないというオムニバスストーリー的な大胆な予想をしてみましたが、次は全員がつながっている場合の物語のあらすじを予想してみました。
公開されたyoutubeの画像から推測した内容となっています。
登場人物の基本設定は、予想①と同じですが、
広瀬すずとアイナ・ジ・エンドの恋愛関係。
これについて考察してみました。
特報動画でたびたび登場するカットがありました。それが、学校と2人の女子高生です。
この2人が、アイナ・ジ・エンドと広瀬すずの過去であると考えられます。
現在、アイナ・ジ・エンドは28歳、広瀬すずが24歳、黒木華が33歳なので、アイナ・ジ・エンドと黒木華だという可能性もありますが・・・。
ここで、公開された動画内のカットから読み取れる情報を整理してみました。





雪の積もった神社、古い日本家屋、牛の写真など、どこか地方の高校で2人の時間を過ごしてきたアイナ・ジ・エンドと広瀬すずが上京した現在と過去の話になりそうです。
手を繋いだり、ハグの画像があります。女性同士でも珍しいことではないですが、2人が恋愛関係にあるのではないかと思う決め手は、妖艶すぎる広瀬すずの表情ですかねw。
女性同士の恋愛。その葛藤を中心とする話だとすると、松村北斗、黒木華演じるキャラクターはどのような関係になるのでしょう?
2枚の画像から推測してみます。

松村さんの手前にギターケースっぽいものが写っています。場所は室内のようです。
ギターケースがアイナ・ジ・エンドのものであるなら、室内で2人で合うとても親しい人物。
ギターケースが松村さんのものであるなら、音楽仲間なのでしょうか?
松村さんがアイナ・ジ・エンドに恋愛感情を持っているといったシチュエーションも考えられますね。

こちらは黒木華さんのワンカット。
また遠くを見つめています・・・。
予想①では会社員と予想しましたが、この画像を見ると、場所が学校でしょうか?
そうだとすると、黒木さんは学校の先生である可能性が高いです。
アイナ・ジ・エンドと広瀬すず演じるキャラクターの高校時代の担任教師なのかもしれません。
上京後の2人を心配し続ける、2人の過去を知る重要人物となるのでしょうか。
以上のことから、キリルのうたのあらすじ予想②をまとめると、
・路上ミュージシャンのアイナ・ジ・エンドと、ファッションの道に進んだ広瀬すずの現在を中心としたストーリー。
・上京をきっかけに離れ離れになったが、2人は学生時代に恋愛関係にあり現在も思い続けている。
・松村北斗はアイナ・ジ・エンドに好意を寄せていて、少しずつ距離が近づいていく2人。
・現在のアイナと広瀬の2人はどこか満足の行かない生活を続けている。
・2人の幸せは、学生時代にあった。
・黒木華によって明かされる2人の過去と秘密。
これらのポイントが、岩井俊二監督によって、美しい音楽で、美しい映像で描かれていくのではないでしょうか?
アイナ・ジ・エンドってどんな人?
冒頭でもお伝えしましたが、映画「キリエのうた」はアイナ・ジ・エンドが映画初主演となることで話題を集めています。
アイナ・ジ・エンドについて、まとめてみました。
アイナ・ジ・エンド (Aina Jie Endo) とは、日本の歌手、モデル、そしてタレントです。彼女は2012年にavexのオーディション番組「VOCAL BATTLE AUDITION 3」に参加し、グランプリを獲得しました。以降、歌手として活動すると同時に、ファッション雑誌のモデルやテレビ番組のMCなどでも活躍しています。6人組ガールズグループ・BiSHのメンバーとしても活躍中の、大阪府出身の28歳です。
BiSH(ビッシュ)は、2015年に結成された日本の女性アイドルグループです。グループ名は「Brand-new idol SHiT(全く新しいアイドルのくそ)」の略称から取られています。
BiSHは、アイドルとしての枠にとらわれず、ライブパフォーマンスでの激しいダンスやロックバンド的な演奏、ストレートな言葉遣いなど、従来のアイドル像に挑戦しています。また、メンバーの一人であるモモコグミカンパニーは、BiSHの楽曲のほとんどを手がけています。
彼女たちの楽曲は、アイドルらしいキュートな曲からヘヴィメタル調の曲まで幅広く、歌詞には社会的なメッセージが込められています。代表曲には、「PAiNT it BLACK」「GiANT KiLLERS」「STORY OF DUTY」「星が瞬く夜に」などがありますが、「プロミスザスター」で紅白歌合戦にも出場しています。
BiSHは、日本国内だけでなく海外でも人気を博し、世界各国でライブを行っています。その独創的なスタイルと、強烈な個性で多くのファンを魅了しています。
Twitter⇒https://twitter.com/aina_BiSH
公式Twitter⇒https://twitter.com/aina_THEEND
instagram⇒https://www.instagram.com/ainatheend_official/
TikTok⇒https://www.tiktok.com/@ainatheendofficial
YouTube⇒https://www.youtube.com/channel/UCFPb0Vc0Cjd3MpDOlHPQoPQ
所属事務所:WACK
本名:飯谷愛菜
生年月日:1994年12月27日
好きなYouTuber:東海オンエア
アイナ・ジ・エンドという名前は、BiSHに加入するときにつけられた芸名ですが、その由来は以前の自分を一旦終わらせるため、売れないバンドマンみたいでかっこいいと思ったから。だそうです。
そんなアイナ・ジ・エンドの才能に目をつけた岩井俊二監督が、今回新作映画の主演としてキャスティンスしたのです。
キリエのうたの原作は?
キリエのうたは岩井俊二監督が映画製作のために書き下ろしたオリジナル作品です。
過去の原作を映像化するわけではないため、まだその内容が明らかになっていません。
岩井俊二監督は、独自の感性や美学を持った作品を数多く手がけています。彼の映画の特徴は次の通りです。
- 繊細な描写
岩井作品は、人間の感情や心理描写が非常に繊細に描かれています。登場人物たちの内面の葛藤や感情を、細やかな表情や動作で表現していることが多いです。 - 音楽の重要性
岩井作品には、音楽が非常に重要な役割を果たしています。劇中で流れる音楽が、物語や登場人物の感情を強調することが多く、作品の雰囲気をつくりだしています。 - 青春をテーマにした作品が多い
岩井俊二は、青春や恋愛をテーマにした作品を多く手がけています。特に、1995年に公開された「Love Letter」は、青春映画の傑作として知られています。 - 儚さや切なさを表現する映像表現
岩井作品には、儚さや切なさを表現する映像表現がよく用いられています。例えば、雨の中を歩くシーンや、夕暮れ時の風景など、美しい映像で感情を表現することが多いです。 - 現実と虚構の境界を曖昧にする手法
岩井俊二の作品には、現実と虚構の境界を曖昧にする手法がよく用いられています。現実と夢の中を行き来するようなシーンが登場することがあり、登場人物の心理状態を表現する手法として用いられます。
以上のことからも、新作映画「キリエのうた」が美しくも儚い音楽映像作品に仕上がることは間違いありません。
「スワロウテイルバタフライ」のcharaのように、時代を象徴する名曲が誕生することに期待しましょう。
「スワロウテイルバタフライ」は、1996年に公開された岩井俊二監督の映画です。日本映画界の革新的な存在として知られる岩井監督が手掛けた、彼の代表作の一つとされています。
物語は、父親が失踪し、母親と2人で暮らす少女・ユイの成長物語です。ユイは、父親の残した「一万円札」を手掛かりに、父親がどこにいるのかを追い求めます。物語は、ユイの心の葛藤や成長を描きつつ、彼女の旅の途中で出会う様々な人々のドラマを織り交ぜながら進んでいきます。
「スワロウテイルバタフライ」は、青春映画や家族映画の要素を含みつつも、登場人物たちの内面を繊細に描写した映画として高く評価されています。また、劇中で流れる音楽や美しい映像も特徴の一つであり、岩井監督の作風を象徴する作品として知られています。
ChatGPTにキリエのうたのあらすじを聞いてみた
最後に、今話題のChatGPTで「キリエのうた」のあらすじを調べてもらいました。
キリエのうたの内容を予想してみて?
すみません、私は人工知能であるため、自己判断で予想することはできません。ただ、情報として、「キリエのうた」は、岩井俊二監督の作品であり、静かで繊細な映像美や登場人物の心理描写が特徴的な映画です。また、主演は長塚京三さんであり、母親を亡くした少年が母親の死の謎を解き明かすために奮闘する姿が描かれています。詳しい内容については、実際に映画を鑑賞することをおすすめします。
一体なにを言っているのでしょうか・・・?